化学品事業部 東京化学品営業部 東京営業第二課
2016年入社
東邦大学 理学部 化学科

本橋 真奈美

溶剤や添加剤、ペレットの樹脂をメインで販売している。Cプロジェクトを兼務しています。

東京化学品営業部 東京営業一課
2012年入社
明治大学 政治経済学部

田村 俊和

原材料関連の営業担当であり主任を任されている。AI・IoTプロジェクトを兼務しています。


今回は文系・理系メンバー2人に、文系・理系の違いや強みについて聞きました。


入社した理由を教えてください。
田村:
もともと政治学専攻でしたし、金融関係の仕事をしようかなと考えていました。特別な思い入れはなく、周りの友人たちも銀行や証券、生保を志す人が多かったのでなんとなくでした。大きなお金を動かすのもカッコイイなって、憧れる気持ちもありました(笑)。しかし、私が社会人になる前年に東日本大震災があってから考え方が変わりました。
本橋:
震災が大きな転機になったんですね。
田村:
そうなんです。当たり前だった生活が当たり前でなくなった時に、もっと人の役に立ちたい、生活に役立つ物を届けたいと思いましたね。お金でお金を売る仕事よりも、実際の「モノ」を扱う仕事がしたいと考えるように。そんなとき、北村化学産業の説明会に参加しました。
本橋:
わたしも説明会に参加したことが、北村化学産業を知るきっかけになりましたね。政治学専攻とのことですが、化学への興味があったのでしょうか?
田村:
いえいえ、どちらかといえば自分とは縁遠いものだと思っていました。高校時代から化学は勉強していませんでしたから(笑)。ですが、説明会で話を聞いているうちに、化学は私たちの生活全てにつながっているのだと感じました。例えば、ペットボトルや包装紙も全て化学の力でできています。より良い製品を作るためのサポートならできるぞと、自分の方向性が見えたんです。
本橋:
いい出会いになりましたね。私は大学で化学を専攻し、生物有機化学の研究をしていました。腫瘍マーカーといった蛍光物質の研究をしていたので、化学業界を目指すこと自体に迷いはありませんでした。ですが、もともと人と話すことが好きだったので、研究職よりも営業職のほうがおもしろそうだなと思うようになりまして。そこで、就職活動ではメーカーや商社の営業職を中心に志望しましたね。
田村:
北村化学産業に決めたきっかけは?
本橋:
参加した説明会がきっかけで面接を受けたのですが、待ち時間に年齢の近い先輩たちとお話しする時間をいただいたのが印象的でしたね。緊張しているわたしを和ませてくださったりと、世間話をしているときに心地よさを感じて。会社の雰囲気を知ることができて「こんな会社で働いてみたい」と思うようになりましたね。
田村:
社風は大きいですよね。私は「北村化学産業なら、なにか面白いことができそう」という気持ちでした。原料から製品まで取り扱い商材や事業内容が幅広いので、さまざまな分野に関わることができると思いました。
「それが本当にお客様のためになるのであれば、まずやって見なさい」と、挑戦をよしとする文化も魅力的でした。もともと専門外である自分だからこそ、何か新しい物作りができるのではないかと、ワクワクしたことを覚えています。あと、海外展開をしていることにも惹かれましたね。
文系社員の強みとは?
田村:
文系だから理系だからという強みというよりも、個人としてどうなのかが大切になるので、どっち系社員だからというのは、あまりないと思います。
本橋:
わたしも分けて考えていませんが、理系の人よりもスケジュール管理ができているというイメージがありますね。田村さんは大学時代から活かされていることはありますか?
田村:
物事を組み立てる力でしょうか。大学間でゼミのディベートを行うことがあって、その準備として図書館にこもって何回もロジックを作って壊してというのを繰り返していました。物事を広げて考えていく力が、いまの仕事に役立っていると思います。
本橋:
しっくりきますね。田村さんが所属している部署は、交渉力や情報収集力がとくに要求される部署なんですよね。
田村:
そうですね。価格交渉や新素材のご提案など、いかにメーカーさんのご期待に応えるのかが重要になりますね。もちろん、理系の知識はあったほうがいいと思いますが、対人能力のほうが求められるときもあると思います。必要な知識を出してニーズをつかんでいくビジネスもありますが、そうではなく、知識がなくても「どう売るのか」という考え方で売れるモノもあります。いろんな経験を積み重ねることでナレッジを培うことができますし、どのようにアプローチするのかを考えて実行できる会社なので、文系の方も活躍の幅を広げることができますよ。
理系社員の強みとは?
本橋:
理系社員の中には、化学式の構造からどのような特性・特徴があるのか、お客様の要求にあった性質の化合物の提案ができる方がいますね。わたしはまだ至らない点がありますが、メーカーの技術担当の方と渡り合って会話できる方もいるので、そこは強いと思いますね。
田村:
バックグラウンドの素養を持っているということは強みになりますよね。本橋さんは大学時代から活かされていることはありますか?
本橋:
わたしは学生時代にさわったことがあるモノ(溶剤など)を販売できるというのは、知識があるのでやりやすいですし、お客様にも紹介しやすいというのを感じます。
田村:
それはいいですね。私は入社当時、自分が売っているモノを見たこともさわったこともないため、何を扱っているのかを理解することもままならなかったですね。メーカーさんへ行っても全てを見せてもらえるわけではないですから。
本橋:
理系でしたら、溶剤をさわっている人は少なくないと思いますが、樹脂を扱っていた人はほとんどいないのではないでしょうか。まったく同じモノをさわったことがある人はいないと思いますので、それほどハードルは高くないというイメージがありますね。
田村:
本橋さんは「これが分からない」というのが明確かと思いますが、文系となると何が分からないのかさえ分からないから、まずはそこを勉強するところからはじまります。いろいろ調べながら、何がわからないのかを吸収していましたね。
化学品を扱う仕事において理系は有利ですか?
本橋:
化学の物質名や反応などを聞いてアレルギー反応が起きないくらいで、理系だから有利というわけではないかと(笑)。ただ自分の専攻分野が、お客様の研究分野とマッチしていれば仕事に活かせる場面はあると思います。
田村:
有利なことは多いかもしれませんが、モノを売るために必要な戦略や戦術は多岐にわたるため、化学に明るければそれでいいということはないかと。先ほどの本橋さんの話とつながりますが、必ずしも自分の専攻分野がお客様の研究分野と完全に一致する人はいませんから、新しいことに興味があれば文系理系ともに活躍できますよね。
本橋:
その通りだと思います。先輩たちが勉強会を催してくれるのは心強いなと。しっかり研修期間があるので、一人きりで抱えることはありませんでした。もちろん、自ら調べないといけないことはありますが、先輩たちのフォローやサポートは大きいと思います。あと、若いうちだけだよと言われるものの、お客様にわからないことを聞いたら教えてくださいます。
田村:
本橋さんが入社したときにOJTを担当しましたが、お客様の懐に入るのが上手だなと思いましたね。あと、報告書が読みやすいという印象があったのを覚えています。
本橋:
そうですか!ありがとうございます。田村さんは化学品への関心が高まったのはいつ頃でしょうか。
田村:
入社して6年目くらいでしょうか。UV効果のアクリル製品を、どういう配合で組み合わせて作り上げてどのように固めるのか、実験で一緒に立ち会う機会がありました。一つひとつどのようにしてモノが仕上がっていくのかという工程を目の当たりにしてから、モノを売っているという実感がわいてきましたね。そこから知識や興味の幅が広がるようになって、構造式を見ても実感を持てるようになって理解しやすくなりました。大手の技術者の方と話ができるようになるまで成長しました。
本橋:
素晴らしいですね!やはり、扱うモノに興味を持つことが大切になりますよね。
将来のビジョンについて教えてください。
本橋:
モノを流すだけで、機能がない商社はどんどん淘汰されつつある世の中と思います。当社としても事業企画会社を目指してビジネスをしていこうとしています。そのように変わろうとしている企業の中で、率先してビジネスを立案して新しいビジネスの組み立てられる一員になりたいです。…スケールが大きいですかね?
田村:
いいと思いますよ。個人的な裁量が大きいからこそ、自ら率先して考えることができる環境がありますよね。
本橋:
思い切って挑戦することができる社風があるから、やってみたいと思うことに取り組むことができるのはうれしいです。社内でどんどんプロジェクトが立ち上がって、新しいことをやっていこうという雰囲気もあります。
田村:
営業部門の仕事と、Cプロジェクトも兼務していますよね。
本橋:
そうですね。若手社員4名で、ゼロベースから農業分野にアプローチを行なっています。当社のビジネスにはない発想を求められており、新しくビジネスを創るという他にはない経験をしています。新規営業としてアポイント取りからはじめたりと、市場の情報収集から実行までを任されるのはワクワクしますし、やりがいにもつながっています。
田村:
北村化学産業は、125年の歴史と伝統を次にどうつなげていくのかという局面に立っています。わたしも、AI・IoTプロジェクトという新しいテーマに取り組んでいるところで、ビジネスを軌道に乗せるための一役を買いたいという気持ちで動いています。全てが順風満帆とはいきませんが、お客様とくに製造業全般から予想以上の引き合いをいただいていますね。AI・IoTを通してソリューションを提供し、ビジネスが軌道に乗ったら、入社前から思い描いていた海外展開も何かしらのカタチで携わることができればいいなと。
本橋:
新しいことをやるのは大変なこともありますが、目の前のことを一つずつクリアしていって、明るい未来を切り拓いていきたいですね。

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