柔らかいCFRP

通常CFRP(炭素繊維強化プラスチック)は柔らかくない(剛直である)のですが、当社が取り
扱っているCFRPは特殊なエポキシ樹脂を使う事によって、通常では有りえない「CFRPな
のに柔らかい」を実現しております。

特徴

特徴 1

強くて割れない

・繊維による強度向上

炭素繊維等による強い引張強度を有します
炭素繊維以外にもアラミド繊維・LCP繊維などの対応が可能です(磁性対応、通電対応、熱伝導性の対応が色々と可能となります)
繊維の編み方によって発現できる強度のコントロールも可能です

・特殊エポキシによる可撓性

耐衝撃性が良好で割れません
熱硬化型の樹脂ですが、硬化後は柔らかい物になります
繰り返し応力に強く、曲げても復元します
接着性能が良好です
耐衝撃性と曲げ強度の両立が可能となります
硬度・伸び率に幅広く対応が可能です

機能

  • 割れない

    母材の持つ可撓性、
    柔らかさがあります

  • 触感が良い

    弾力性が有り、温かみがある
    成型物になります

  • 引っ張りに
    強い

    炭素繊維などの繊維強度が
    発現します

  • 軽い

    金属と比較して、通常のCFRP同
    様に軽くなります

  • 錆びない

    金属を用いていないので
    錆びません

  • 曲げられる

    母材が特殊なエポキシですので
    成型物を曲げられます

用途事例

金属ワイヤ代替え

細くても強く、軽量で金属のように延びたり錆びたりすることもないという特徴を有します。

カーボンワイヤ

アラミドワイヤ

福祉用具(産学連携事業)

リハビリをする方や障がいを持った方が使用する従来の短下肢装具は、硬性素材で作製されているために、歩行の蹴り出し時につま先を曲げることができず、使用者から「不自然な歩き方で違和感がある」との声がありました。

そこで、当社開発の柔軟性を有するCFRPを装具の足底部に用いることによって、つま先部分の可撓性を確保し、人の運動に追随しやすく、曲げたい時に曲がり、止まって欲しい時は止まるという機能を有する、新しい短下肢装具を開発中です。

既存短下肢装具

試作短下肢装具

出典:

大阪公衆衛生協会 機関紙「大阪公衆衛生 87号」19-20ページ、2016
「母とこのすこやか基金」研究助成事業 研究報告」
「より歩きやすい短下肢装具の開発に向けて」

米津 亮1)、鈴木 淳也2)、齋藤 聡佳2)、山縣 学3)
1)大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科
2)川村義肢株式会社 技術推進部
3)北村化学産業株式会社 大阪営業部 開発担当

日本義肢装具学会誌 32巻 3号 別刷 2016年7月発行 P190~P193
「中足指節関節の背屈運動を再現できる短下肢装具が
痙直型片麻痺児1症例の歩行動作に及ぼす影響」

米津 亮1)、鈴木 淳也2)、山縣 学3)、齋藤 聡佳2)
大橋 由佳1)、小柏 進也1)、淵岡 聡1)
1) 大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科
2) 川村義肢株式会社 技術推進部
3) 北村化学産業株式会社 大阪営業部

SOFT CFRPの成型物

繊維方向への強度は有しながら、繊維以外の方向へは可撓性を有しており、曲げた後に元の形へ戻ります

SOFT CFRPシート

L字アングル

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